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2014年1月26日 - 2014年2月1日

人間の精神の悲惨

森本哲郎氏の「二十世紀を歩く」は二十世紀を人間の一生(幼年期から老年期の100年)にたとえてその歴史を振り返り、未来を予測する本です。冒頭に、二十世紀の方向性を決定づけたのは第一次世界大戦であり、第一次大戦は「いかなる道義的拘束をも無視した第二次世界大戦ほどの凶暴さを持って戦われた戦争ではなかった。が、それはあらゆる文明的価値の偽りを、まざまざと示し出す惨禍を解き放った。…死者一千万、傷ついた者二千万、何百何千万を数える土地を追われた人たち。家なく職なき人びとの時代はここに始まったのである」とA.L サッチャー「燃え続けた20世紀」の言葉を引用した後、「だが、彼も言っているように、この戦争で何よりの惨状をさらけだしたのは人間の精神であった。この戦争を境に人間の本質はすっかり変わってしまったといってもいいほどだ。第一次世界大戦は四年後の一九一八年に一応終った。しかし、かつてない惨状をまのあたりにしながら、人びとはそこから何の教訓も読みとらなかった。いや、読みとることができなかったという事実が人間の精神の悲惨を端的に証明している。それからわずか二十年後に、性こりもなく、もっと大規模で、もっと悲惨な第二次世界大戦が勃発するのである」と書いている。

福島であれだけの惨禍にあい、今なお状況はまったく好転せず、放射能が垂れ流しにもかかわらず、性懲りもなく原発再稼働だの原発増設だのと、「人間の精神の悲惨」は本当に救い難い。戦争をしたくてしょうがない自民によって秘密保護法案も通ったことだし、そう遠くない未来に自分の父親、夫、息子、孫が戦争にかりだされるかもね。なんで戦争したいかっていうと、まぁ、武器商人と結託した権力者の懐に大金がころがりこむからでしょうかね。

このブログで紹介した、危険農薬の解禁、これもおかしいと思いませんか?なんで危険な農薬をわざわざ解禁して、国民の健康を危険にさらし、環境を汚染するのでしょう? 農薬メーカーから袖の下もらってるんじゃないのかって勘繰りたくなりますよね? それとも、日本を国土もろともダメにしたい組織でもあるんでしょうか。ぼーっとのんきにしてたら色んな法案が通ってめちゃくちゃな世の中になってしまいますよ。

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