子どもの脳や発達神経への悪影響や、ミツバチの大量死の一因でもあるネオニコチノイド系農薬。
わたしたちの身近な生活にも潜んでいること、知っていますか?

農薬(殺虫剤)により野菜や果物に、ネオニコ系農薬が残留していることはご存知かと思いますが、犬や猫のノミとり、ゴキブリやアリの駆除、そして台所に置くコバエとりやガーデニングの肥料にまで使われています。

すでにヨーロッパでは、ミツバチの大量死とネオニコチノイド系農薬の関連を重く見て、暫定的に使用禁止されています。

けれども、日本では未だに何も対策は取られておらず、多くの農薬メーカーが販売を続けています。

農薬メーカーの一社である住友化学は、「EUのネオニコチノイド剤規制に対する住友化学の見解」という声明を出しており、ネオニコチノイド系農薬とミツバチの死に因果関係は無く、EUの措置は行き過ぎだと批判しています。

しかし、因果関係が決定的になってから規制するのでは手遅れです。
住友化学「EUのネオニコチノイド剤規制に対する住友化学の見解」(2013年5月27日)


ミツバチと私たちの暮らしを守るため、私たちにいまできる事はたくさんあります。

その一つが、家庭で使われているネオニコチノイド系農薬を使った、殺虫剤やペット用品を使わないようにする事

身近にあるネオニコ商品(カッコ内はメーカー・販売元など)をまとめてみました。

ネオニコではないものの、似た分子構造を持ち、EUで規制されているフィプロニルも含めています。

ペットのノミとり
フロントライン(メリアル・ジャパン)※
アドバンテージプラス(バイエル薬品)
フォートレオンR(バイエルメディカル)
コバエ退治

コバエがホイホイ(アース製薬)
コバエ激取れ(フマキラー)
コバエとり戦用 無敵ガエル(ウエ・ルコ)
ボンフラン(アリスタライフサイエンス)
コバエがポットン(大日本除虫菊「KINCHO」)
コバエキャッチャー(大日本除虫菊「KINCHO」)
ゴキブリ退治

バルサン ゴキゼロ(ライオン)※
ワイパアワン(白元)※
ブラックキャップ(アース製薬)※
アリ駆除

アリの巣徹底消滅中(アース製薬)
アリの巣コロリつぶジェルスプレー(アース製薬)
シロアリ駆除 ハクチサン(バイエル クロップサイエンス)
アジェンダ(バイエル クロップサイエンス)※
タケロップ(日本エンバイロケミカルズ)
お庭で使うガーデニング用 &
家庭菜園用の農薬(殺虫剤)

カダンプラスDX(フマキラー)
ベニカJスプレー ケムシ退治(住友化学園芸)
芝生用殺虫剤 フルスウィング(住友化学)
ベストガード(住友化学)
カダン殺虫肥料(フマキラー)
モスピラン(日本農薬)
アドマイヤー(バイエルクロップサイエンス)
ダントツ(住友化学)

※はフィプロニルが使われています(フィプロニルとは:ネオニコチノイド系農薬の他に同様の浸透性のある殺虫剤として使用されています。
こちらもミツハチや赤とんぼ、その他昆虫などへの影響も指摘されています。
これも神経毒性があり、ミツバチ大量死の原因として注目されています)

ガーデニングで使用される農薬のラベルの安全使用上の注意には、
「ミツバチに影響があるので注意して使用してください」
などと書いてあります。



そう。農薬メーカーはハチに影響があると初めから知って、販売しているのです。
「注意して使用してください」とありますが、どのように注意し、どうやって使用すればいいのかまでは書いてありません。

わたしたちの知らないところで進行している、農薬による生態系の破壊。
日々の食と農と環境が、子どもたちが大人になっても豊かなものであるために、今できる事からはじめませんか?

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