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2012年7月29日 - 2012年8月4日

馬:屠殺場までの36時間の悪夢の旅

以下は、「PETA's Animal Times issue 2, 2012」の記事をざっと翻訳した内容です。誤字脱字はお許しください。

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PETAの覆面調査より

アメリカでは、毎年多数の馬がカナダやメキシコの屠殺場送りになっている。ぎゅうぎゅう詰めのトラックで何百マイルもの距離を運ばれ、ほとんどの場合、悪天候の中、水や食べ物をまったく与えられないままである。この残酷なやり口は公の目から隠されてきた -- だがそれも今暴かれる。

PETAの調査員は、オハイオ州の食肉バイヤーの土地からケベック州の屠殺場まで輸送車に同乗、追跡した。アメリカの法律では、28時間、場合によってはそれ以上長時間、馬を降ろさずに運搬することが許されている。PETAの調査員は、33頭の馬たちが水や食べ物をまったく与えられず、脚を伸ばすことすら叶わずに、1100マイル(1770キロ強)の距離を36時間、ぎゅうぎゅう詰めのトラクタートレイラーで運搬される過酷な旅を目撃した。

こうした長く過酷な旅は、馬主から捨てられた多くの馬たちが耐えなければならない苦しみのほんの一部でしかない。パニックになったあらゆる種類の馬たちは、国中の家畜オークションの狭い「kill pen」(囲い)に入れられる。アイオワでは、何時間も待たされたあとオークションリングへ連れて行かれて、体重を測られ、最終的に売却される。馬を隔離するために、重い油圧式のオーバーヘッドゲートが使われているが、馬の頭や首の上にガシャーンと降ろされるということが頻繁に起こっている。

カナダの馬保護団体が撮影したケベックの屠殺場の動画では、頭に電気ボルトを打ち込まれた後でも40パーセントの馬が意識を失っていないことが判明した。ある馬は、11発も電気ボルトを打ち込まれ、苦しみながらくずおれた。ある例では、死にかかっている馬に作業員がふざけて「サヨナラ」と手を振っている様子が映されている。カナダ当局は一時的に、この屠殺場を閉鎖したが、わずか数日後に再開している。

From Winner to Dinner(勝者から敗者に転落)

PETAの調査員は、伝説的な三冠馬であるSecretariatの孫にあたるRoyale With Speedが他の数百頭の怯えた馬たちと共に、アイオワの「kill pen(囲い)」に入れられているのを見つけた。調査員が彼を救出したときには、すでに食肉業者に売られていて、あと数時間で屠殺場送りにされるところだった。Royale With Speedは消耗し、熱があり、リンパ節がはれあがっていて、ついには破裂してしまった - それでも、彼は食肉用に屠殺されようとしていた。

Royale With Speedは、動物愛護支持者であり、映画「The Biggest Loser」のスターでもあるJillian Michaelsによって買い取られてから、ニューメキシコのPETAのサポーターに引き取られた。数週間の集中治療の後、Royale With Speedは完全に回復した。この先、素晴らしい一生を送るだろうが、この悪循環に終止符を打たない限り、他の多くの馬たちが苦しみのうちに死んでいくことになる。

長年のPETAのメンバーAli MacGrawは、屠殺禁止法案を支持してくれるように国会議員に請願し、「この極めて重要な法案を無視することは絶対に許されないことだ」と訴えた。Michaelは200万人のソーシャルメディアのフォロワーたちに、この法案を支持してくれるようにと働きかけ、議会の委員会に今すぐ公聴会を開くように書面をしたためた。

政治家への働きかけ

・米国在住者は、「American Horse Slaughter Prevention Act of 2011」に投票するよう国会議員に訴えてください。この法案は、米国での馬の屠殺ならびに米国馬のカナダ、メキシコへの屠殺場送りを禁じるものです。

・カナダ在住者は、食肉用に馬の輸出と輸入を禁じるC-322をサポートする声をあげてください。

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